かれこれ4年使っているプロボックスですが、今回で最後の車検になります。
最後の思いで作りにユーザー車検にチャレンジします。落ちたら諦めますw
前回は、結構ボロボロになりながらの挑戦だったのできちんと通るように準備してから望むことにしました。
プロボックスの整備
今回は点検してから検査に通すことにしました。一通り点検記録簿の項目をチェックして、下廻りな確認しました。すると、右のタイロッドエンドブーツが破れていることを発見しました。
このままでは検査に落ちるため、タイロッドエンドブーツだけ交換することにしました。あとは、昨年左のヘッドライトのロービームが判定不能で、ハイビームで検査しているので左のロービームのバルブを交換しています。
また去年排ガスで一度落ちているため、スパークプラグを交換し、燃料添加剤をぶちこんどきました。
スパークプラグ交換は以下参照
前日にアクシデント発生
あとは当日を迎えるだけと思っていた矢先、前日に空気圧を確認してみたところ右後ろだけ明らかに空気圧が低い状態でした。手持ちの空気入れで指定空気圧まで入れようとしたところ「シューシュー」と音が聞こえます。まさかのパンクです。相変わらず直前でトラブルになるのは勘弁してほしいところです。
幸いにもプロボックスには同サイズのスペアタイヤが付属しているので、夜の暗い中交換しました。スペアタイヤは相当古く、2008年製でトレッド部のひびが深くあまり履きたくないですが、パンクしているタイヤではどう頑張っても車検に通らないのでやむなしです。
ユーザー車検の流れ
一応保存版なので、全体の流れを記載していきます。
参考資料
自動車技術総合機構がユーザー車検の検査ラインの動画を上げています。非常に参考になるので一度見てみてください。これさえ見とけばわからないことはないと思います。
受検案内動画|NALTEC 独立行政法人 自動車技術総合機構
検査の予約をする
まずは予約が必要です。自動車検査インターネット予約システムから予約しましょう。
予約は14日先までいけます。岐阜運輸支局の予約を取るなら14日前に取るのをおすすめします。というのも、5日先とかはほぼ埋まってしまうし、午前中のラウンドの予約は10日先でも埋まってしまうことがあるからです。逆に午後とかは、割とすいている印象です。4ラウンドは受かる自信があるなら空いているので、ありです。
ちなみに直前になるとキャンセルが出て空いたりします。なので、逆に直前、前日の夜や当日の朝だと意外と予約できたりします。
テスター屋で最終調整(任意)
普段は、検査に落ちてから該当項目だけ調整してもらいますが、今回は、陸運局で別の手続きも控えていて時間に余裕がないので、前もって調整してもらいます。
岐阜運輸支局の近くにスギヤマ自動車テスター場があります。そちらで調整してもらいます。
1項目1100円で、2項目以上だと2200円でした。サイドスリップ、排ガス、スピードメータ、ヘッドライトの調整をしてもらえます。
プロボックスはヘッドライトが経年劣化で内側まで曇っているらしく中々調整に時間がかかっていました。ヘッドライトは調整作業のほとんどでライト磨きに充てられてました。あと当日雨が降っていたので、検査ライン入る前に拭くよう言われました。また、4番レーンにはいってと言われました。岐阜は4番レーンが一番簡単と良く聞く話です。
岐阜運輸支局の手続き
基本以下と同じ内容になります。
窓口は8,10,11,7,6という順番で周ります。
岐阜県自動車会議所が説明動画を出しているので参考になると思います。
一般社団法人 岐阜県自動車会議所|ユーザー車検の説明動画 (aba-gifu.or.jp)
8番窓口
こちらでユーザー車検の受付をします。この窓口に近づくと職員さんが近づいてきたので初心者でオドオドしてると教えてくれると思います。車検証のQRをスキャンすると自動車検査票が出力されます。タッチ式のディスプレイで他の書類もチェックできるので、チェックすると重量税納付書と継続検査申請書も同時に印刷できます。
印刷物には予約時の番号などが記載してありますので、手書きする箇所が少なくなります。一応手書きは必要ですが、窓口の反対側の記載台で見本をみながら数カ所を記載するだけです。
プロボックスは車両総重量が2つ車検証に記載してあるので、どっちか迷いましたが、2人乗車時のほうを書類に書きました。
10番窓口
10番窓口では、重量税印紙と検査登録印紙を買います。窓口で手続きの種類を聞かれるのでユーザー車検とか継続検査であると伝えると、「何ナンバー」か聞かれますので、自分の車のものを答えるとそれにあった検査登録印紙を売ってくれます。
今回は車検落ちたら諦める予定だったので、重量税印紙は検査合格後に購入しました。
検査登録印紙は自動車検査票に、重量税印紙は重量税納付書に貼ります。
11番窓口
こちらで自賠責を購入します。すでに次の車検までの自賠責を買っていればここで買う必要はないです。
プロボックスは車検の残りと自賠責が3ヶ月ほどずれているので、若干疑問に思われましたが1年分延長することができました。
先ほども書きましたが、今回は検査落ちたら諦める予定なので自賠責もあとで購入しました。
検査手数料さえ払えば検査は受けられるのです。
検査レーン
4番レーンに並びました。並んでいると検査員の方がきて灯火類や車体番号のチェックをします。一通り終わると検査票に記載してくれます。
また、初めてと聞かれました。初めてじゃないと答えましたが、本当に大丈夫か聞かれました。おそらく半袖短パンで受けているからだと思いますw
以降の流れは、排ガス、サイドスリップ、ライト、スピードメータ、ブレーキ、下回りになります。
排ガス
排ガスはプローブをマフラーにさして、待機位置に立ってください。プローブをつっこんだだけでは、測定が始まらないので注意です。
岐阜の場合最初が排ガス検査なので、待機中に前の人を見とけば流れがわかると思います。
検査が終わったら、検査票を記録機にいれて結果を記録します。記録を忘れるとやり直しなので必ず記録しましょう。
サイドスリップ
前の信号が青になったらハンドルをまっすぐにしてゆっくり進みます。クリープだと速いので、ちょっとブレーキ踏みながら調整してます。
サイドスリップからブレーキの検査までの記録は1度にするため、このまま続けます。
スピードメータ、ライト、ブレーキ
基本的に前方の電光掲示板の指示通りに操作するだけです。
まずローターに車輪を載せる必要があります。窓から顔出しながら調整するとタイヤが目視できてやりやすいと思います。ローターに乗せると車体が沈むので、前の画面の指示でたら40km/hまで加速してパッシングをします。
その後、ロービームの検査がありますが、こちらは特にいうことはないです。指示通りにライトをつけると勝手に測定されます。
次にブレーキのテストです。急ブレーキをするとよくないので、踏み始めじわりで奥まで踏み込みます。サイドブレーキも同様にかけ始めゆっくりで、強く引ききります。当日は弱雨だったので、余計に急な操作をするとスリップして正しく測定できなかったと思います。
検査が終わったら、記録機で記録します。それも前方の画面で指示されるのでとりあえず前を見ておけば大丈夫です。
下回り検査
こちらも前方の画面の指示に従ってください。前輪のタイヤを載せる必要があるので、窓から顔出して目視で載せることをお勧めします。
こちら最初エンジンを切るように指示がでるので、切ってください。私は切り忘れていていつまで経っても検査が始まりませんでしたw
指示が結構でるので、常に画面見ながら操作をしましょう。
合否も画面に表示されるので、終わったら記録機で記録します。
総合判定
以上で、検査は終了になります。検査が終わったら、検査ラインの中央あたりにある総合判定ボックス書類を提出します。こちらで問題なければ合格となります。
7番窓口
検査に合格したら、書類一式をまとめて7番窓口に提出します。受付番号を発行すると2枚出てくるので提出用のほうを書類と一緒にクリップで留めて提出箱に提出します。
提出書類は、自動車検査証、自賠責保険証、重量税納付書、継続検査申請書、自動車検査票、点検記録簿(点検未実施の場合不要)です。
6番窓口
書類提出後、しばらくすると(5~10分ほど)呼ばれるので、車検証や車検シールなどの書類を受け取って終了です。お疲れ様でした。
費用
テスター代:2200
検査手数料:2200
自賠責保険:12850
重量税:8800
計:26050円
安いですね。特にプロボックスは貨物車で20年落ちでも重量税負担が大きくないので、長く所有するにはもってこいです。
まとめ
プロボックスは無事車検に通りました。この記事を見返せば、またユーザー車検で通すときに使えること間違いなしですが、もうやらないだろうな。
これからユーザー車検を岐阜でやろうとする未来ある若者の参考になればと思います。ユーザー車検にすると法定点検費と代行手数料で少なくとも4万ぐらいは安くなるので興味ある人は挑戦してみてください。
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