フーガのグローブボックスが開かなくなりました。正確に言うと、オープナーを引いても効かない状態です。この状態でも、無理やり開こうとするとちょっとだけ隙間ができるので、ETCカードの抜き差しはギリギリできますが不便です。
マイナスドライバーを使うことでこの状態でも開けることはできますが、あけっぱなしにしておかないと閉じたときにまた開けるのがめんどくさいです。がしかし、あけっぱなしにすると助手席に人が座りにくくなるのでしばらく誰も座れない状態でした(笑)
さすがに不便なので、直します。
ちなみにこの症例は調べると何件かヒットするので、フーガの持病みたいです。
とりあえず開ける
まずは、グローブボックスを開けます。助手席側のカバーを外して、グローブボックスのつめをマイナスドライバーなどで押し込むと開けることができます。

わかりにくいですが、画像の青丸で囲ったところにつめがあります。
グローブボックスを外す
グローブボックスの外し方はググればでてきます。ダンパーがついているので、ちょっとめんどくさいです。根元を外した後、ダンパーを外してからグローブボックスを取り外します。グローブボックスを外すだけなら工具は不要です。ただしダンパーを外すときにマイナスドライバーがあると楽に外せます。
内張をはずす
グローブボックスには内張がプラスねじで留めてあります。全部外します。

すると、今回修理する箇所がやっとでてきます。

問題箇所は、レバーの部分の丸い部品です。

画像ではレバー部分周りのねじを外していますが、外さなくても丸い部品を取れます。小さめのマイナスドライバーで周りをグリグリやって外しました。

丸い部品は片方のつめが割れていました。本来はレバーを引くと、丸い部品が回転して繋がっているロックが解除されます。しかし、折れているため丸い部分が回転しても、ロックが動かず、グローブボックスが開かなかったのです。
いざ修理
部品番号:68630-1ME2A or 68630-1ME2BがロックAssyみたいです。2Aと2Bの違いは色です。部員番号はたぶんあっていると思いますが、ネットで調べただけなので、ディーラーに聞くのが確実です。
値段が2025/2時点で、およそ3000円とそこそこするので、今回はセメダインで応急処置をして様子見をします。

セメダインで接着したのちに元に戻しました。つめの負荷が大きいほうは、レバーの反対側に伸びているバネがある長い側に接続するほうっぽいので、今回接着剤でつけたつめは、負荷が少なそうな、ばねがない側になるように取付しました。
この状態でグローブボックスのレバーを引いたところ、ちゃんと動くようになったので一旦OKとします。
あとは、グローブボックスを車に取り付ければ完了です。ダンパーがあるので取り付けも地味にめんどくさい作業です。
今後の運用
とりあえず直りましたが、また壊れる可能性も十二分にあるので次壊れたら、おとなしく純正部品を買います。あとは、開け閉めを優しくするように心がけたいです。
フーガですが、今回のようなしょうもないトラブルが結構あって、日産車はトヨタと比べると品質に問題を感じます。
今までの問題だと、ヘッドカバーからオイル漏れ、ヒーターホースから水漏れ、インテークパイプ破れなど経年による症状がちらほらでてます。もっと距離を走っている年式の古いプロボックスではどれも発生していないので、なんだかなぁという感じです。
その他、放置している症状として、ハンドルからカチカチという音がしたり、スピーカーからこもり音が聞こえたり、アイドリング中にたまに回転が安定しなかったりしますが、これらは走りには直接影響がないので様子見です。
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