久しぶりにユーザー車検をやってきました。今まで一番困難な回でした。
前日章
ただの前日ですが、ライトや灯火類を点検していたところ右のヘッドライトのロービームが切れていました。
すぐに近くのカー用品店に行き、ハロゲンランプを購入しました。Low-Hi兼用のH4で、二つ入って2000円くらいです。ゼルビスにそのまま流用できるサイズです。
交換はバルブを外してつけるだけなので、そんなに難しくはないです。5分もかからないです。
当日
午前中に陸運局の近くに用事があったので、4ラウンドで予約していましたが2ラウンドの時間に行ってみました。
しかし、機械で車検証を読み取ると、時間外ですとエラーが出て受付できませんでした。予約したラウンド以外で手続きするには、機械読み取りじゃなくて書類を用意して手書きで書かないとできない感じなのでしょうか。
なので、一回退散して4ラウンドの手続きちょい前の時間で、再び機械でQRを読み取ったところいけました。具体的に何時から手続きできるようになるかは不明ですが、午後予約で午前に受付は機械ではできないみたいです。
機械で読み取る前に、画面で継続検査申請書と自動車重量税納付書のチェックをいれとくと、自動車検査票とともに予約したときの名前入りで印刷されるので、手書きで記載する部分が減ります。また、印刷される自動車検査票は受付印ありででてくるので、あとは印紙買えばおkです。
印紙、自賠責購入
次に、自賠責と検査印紙、重量税印紙を買います。
自賠責を更新するときに、車検がまだ1か月以上残っているが大丈夫か聞かれました。今回は自分の都合でユーザー車検できる日がその日しかなかったため、了承しています。というわけで、車検の期間が1か月ほど短くなります。
印紙は、買ったらそれぞれ所定の場所に貼ります。前回、重量税印紙も自動車検査票に貼ってしまいはがすのに大変苦労したので、今回はちゃんと正しく貼ることができました。
検査レーンへGo
第4ラウンドのはじまりが14:30で、ちょっと早めに行ったためかまだ開いておらず結構並んでいました。今思うとこのせいでアイドリングが長かったのもよくなかったのかもしれません。
かれこれ3回目のユーザー車検ですが、毎回間隔が開くので今回も初心者でいきました。ハザードたきながらレーンに進みます。するとお兄さんがついてきてくれます。その日はハザード焚いている人は他に一人もいませんでした。
灯火類のチェック
最初はライトや、ウィンカーが正しく機能しているかの検査です。毎回思うのですが、車のエンジン音にかき消されて、何言っているか聞き取りづらいので、助手席の窓開けながら適当にこなしました。前日に点検してきているので、問題はありません。
排ガス検査
さていよいよ検査レーンです。結論から言いますと、排ガス検査で落ちました。
プローブをマフラーに刺した後は、所定の場所で立ってないと検査が始まらないことに気づかず検査員がやってきて教えてくれました。というかハザードたいてたのに、それまでは誰もついてくれませんでした。
しばらく待っていると結果が出ます。すると、CO〇、HC×とでました。まさかここで落ちるとは思ってもいなかったので、青天の霹靂でした。排ガスって直ちに治せるものではないものだと思っていたので意気消沈してました。
そうはいっても検査は一通りやるので次に行きます。
光軸検査
ここは落ちるだろうと見込んでいました。前日にヘッドライトバルブ変えたしまあ落ちても調整すればいいかなと。結果は、左が×でした(交換していないほう)。ただ、その後ハイビームで検査されてそちらは〇だったので、結果としては合格しました。
2024年8月からハイビームでの検査の救済措置がなくなるみたいで、来年だと落ちてます。
ちなみに、2021年もロービームで落ちて、その時はハイビームで検査させてもらえなかったので、ロービームで落ちたら必ずハイビームで検査できるかというとそういうわけでもないみたいです。
前日に変えたバルブのほうが若干明るい気がするので、もしかしたら左のすれ違い灯は光量不足かもしれません。
サイドスリップ、速度計、ブレーキ等
他の項目は問題なく〇でした。一通り終わったら、総合判定ボックスに書類提出しました。
すると、不合格の項目を具体的に記した紙をくれます。今回の場合、HCが550ppmもあるということでした。基準は300ppmで昨年の指定工場での検査では5ppmなので、昨年の110倍も検出されてしまったみたいです。
再検査
とりあえず、合格させたかったのでいったんテスター屋にいってもう一度測ってみたところ、先ほどの半分くらいになって合格ラインではありました。
その後、ちょっとだけ対策して再検査したところ、HCが〇になっていたので、なんとか合格できました。ただし、どこかしらに問題があることは間違いないないので、今後整備は必要です。テスターの人にも、プラグとか交換したほうがいいといわれました。
車検証の発行
この後、書類を提出して車検証を発行してもらいますが、自賠責がどこかにいってしまいめっちゃ焦りました。落とし物として届いてないか聞いたりしましたが、ないとのことで、もう一度車探したら、助手席とドアの間に落ちてました。見つかってよかったです。
そして、その後書類を誤って登録窓口に提出してしまい、すぐに呼び出しをくらい検査の窓口に再提出しました。提出後、車検期間が短くなることをまた指摘されたほか、点検記録簿がないので前検査で大丈夫かと聞かれました。正直、前検査という意味が分からなかったので後整備ですと言ってたら、窓口の人が中の人に聞きにいき、前検査で問題ないとのことだったので、そのまま提出は完了しました。
あとから調べて分かったのですが、後整備=前検査らしいです。運輸局の人が使う用語は前検査でした、ネットとか調べると後整備というワードがでてきますが、両方覚えておくべきでしょうね。
提出が完了したら、あとは受け取るだけです。受け取り時に「後で点検整備をしてください。」と言われて終わりました。記録簿がないと車検証に記録簿なしと書かれるほか、車検のシールに法定点検未実施と記載されます。
車検時の点検整備実施状況のお知らせ | 自動車 – 国土交通省 (mlit.go.jp)
費用
重量税:\8800
検査手数料:\2200
自賠責:\12850
テスター代:\1100
合計、\24950です!
さすがユーザー車検、かなり安いです。また、貨物車なので18年超の重課が少ないです。
プロボックスと同じ条件の普通車(~1.5t)だと、18年越え37,800円です。ちなみにプロボックスの自動車税が15,700円で、同条件の普通車(1.5L以下)が39,600円なので、長く乗るほど貨物車が有利になっていきます。
まとめ
今回は、時間がなかったので点検整備を何もせず、車検が切れる1ヶ月以上まえに検査を受けました。そのため、1ヶ月車検が短くなりました(安いから問題なし)。また、ヘッドライトの検査に引っかかった他、排ガス検査も不合格という絶望の中からなんとか車検を通すことができました。
プロボックスは毎年車検なので、2年に1回はユーザー車検でも構わないと考えていますが、点検整備は必要ですので、1ヶ月以内に点検記録簿記載したいと思います。
そういえば、印紙買うときに記録簿も一緒に買いました。53円でした。
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