iPhoneは設定のバッテリーからバッテリーの状態が確認できますが、iPadにはありません。
しかし、設定のプライバシーの解析データからログを見ることができます。
以下ログです。
log-aggregated-2022-02-28
com.apple.power.battery.CycleCount 416
com.apple.power.battery.MaximumCapacityPercent 86
com.apple.power.battery.nominal_charge_capacity 6936
com.apple.power.battery.raw_max_capacity 6308
com.apple.power.battery.design_capacity 7966
必要そうなものだけ抜粋しました。バッテリー関連だけでも、いろんな項目がありますが、何を示しているかわからないものが多数です。
バッテリーの状態の計算
どのログが何を表しているかは予想でしかないです。
battery.CycleCount はサイクルを数えています。iPadの場合1000回で80%を維持できるように設計されているらしいです。
バッテリー – サービスとリサイクル – Apple(日本)
battery.design_capacityは設計上の容量です。これは端末固定らしいです。
raw_max_capacityが現在の容量を示しているらしいです。(ネット上の情報によると)
つまり上のログでは、6308 / 7966 = 0.791が現在のバッテリーの最大容量と計算できます。
しかし、バッテリーの最大容量を示しているとされる、MaximumCapacityPercent の値が86であるので、計算と一致しません。
Apple正規サービスプロバイダへ
バッテリーの容量が80%切っているかよくわからなかったので、公式に判断してもらうことにしました。要予約です。
予約時間に行くと、早速診断してもらえました。
結果は、89%でした。
nominal_charge_capacity 6936 /7966 =0.87 なのでこっちのほうが近いです。
nominalは名目上という意味ですから、実態とは違う?のかよくわかりません。やっぱりそれぞれの値がどんな意味で、どうやって計算していいか正確にはわかりません。
結局、Appleで診断した値は、ログのいずれの値とも一致しません。アップルが診断にどの値を使っているかはよくわからないというのが結論です。
正規プロバイダーの対応がお粗末だった。
診断後、金払えばバッテリー交換いけるとのことで、画面ムラが結構あり交換したかったので、そのままお願いしました。
いろいろな説明の後、最後にiPadの状態を確認するといって店員が裏に行って、戻ってきたら、「やっぱり80%切ってないので交換できません」と言われました。
バッテリーの状態に関わらず交換できるのは、iPhoneだけのサービスのようです。
最初からできんやろと思っていましたが案の上そうなりました。
また、その後設定からバッテリーの状態確認できるから、今後は確認してみてと言われて、できんやろと思いながら、どこから見れるんですかと聞いたら、結局見れず濁されました。。
Apple正規プロバイダーでもやっぱり人によるんだなぁと思いました。社内教育をもっとしっかりしてほしいです。
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