しばらく調子が悪くOHしようと考えてました。しかし、AZの燃料添加剤を入れ続けてたら調子が良くなってしまいました。
買った部品リスト
でも、ゼルビスを手に入れてから一度もキャブを触ったことがなかったので今回掃除していきたいと思います。
部品番号 | 部品番号(旧) | 個数(実際に購入した数) | 単価(税込) | 備考 | |
キャブレターガスケット | 16010-KCR-900 | 16010-KV0-672 | 2 | 2145 | |
エアエレメント | 17210-KFK-630 | 17210-KY6-000 | 1 | 3971 | |
パンスクリュー | 16080-MB0-671 | 1 | 182 | エアファンネルのところのスクリュ | |
フューエルチューブ | 95001-7500160M | 95001-75040-40 | 1 | 869 | 内径7.3mmのチューブ。長いので切る必要あり。 |
チューブクリップB12 | 95002-02120 | 1 | 39 | ||
ノックピン | 16178-MB0-671 | 16178-MB0-671 | 3 | 260 | |
インシュレーター | 16211-KCR-940 | 16211-KV0-000 | 2 | 887 | |
スクリューパン 4X8 | 93500-0400804 | 1 | 25 | エアカットバルブのカバースクリュ | |
スクリューパン 4X8 | 93500-040084J | 1 | 36 | 上記と同じで、どのスクリューがいいか分からなかったので、2種類買ってみた。 | |
ブリーザーホース(内径 9.5Φmm、外径 13Φmm、1m) | 1 | 824 | これだけKIJIMA製です。 |
キャブレターの取り外し
まず燃料タンク外しますので、燃料コックをOFFにします。私のゼルビスはカウルステーなどがなく、タンクの下側のボルトとナットでとまっているだけなので、一箇所外せば外れます。

燃料タンクにはホース4つ繋がっているのでタンクを持ち上げながら外していきます。どれがどれだかわからなくならないように、写真を撮っておくとよいです。ちなみに私のゼルビスは3本しかホースがなかったです。

燃料タンクを取り外すと、エアクリケースが出てくるのでネジを緩めて外します。

するとエアチャンバーが出てきます。この下にキャブレターがあるのでネジを緩めて外します。ちなみに、私はここでなめてしまいました。
次にアクセルワイヤーとバイスターケーブルを外します。アクセルワイヤーはコツをつかむまで外しにくいです。バイスターケーブルはナットとケーブルの被膜がくっついていると共回りするので、引っ張って分離してから回すと簡単に外れます。

ケーブル類を外すとあとは、インシュレータバンドスクリューを緩めてキャブレターを取り外します。吸気がむき出しなのでゴミが入らないようにテープやラップで蓋をした方がいいでしょう。
ここまで簡単に書いてきましたが、実際に初めてやってみると結構時間がかかりました。そしてすでに問題が発生してます。
問題1:ねじがなめる

エアチャンバーを外す際にエアファンネル横の+のネジがなめてしまいました。なめネジビットやネジザウルス、叩いて回すネジ外しなど使いましたが、どうしても外れませんでした。
結局、バイク屋へ持っていったら大きな叩いて回すネジ外しを使って一発で外してもらえました。
このおかげで1週間くらい時間が経過しました。
キャブレターの分解清掃

とりあえず、分解できるところまで分解して、その後キャブクリーナーで清掃する流れです。特にジェット類の細い穴が詰まりやすいと思うので入念にやりました。
ネットにキャビ清掃の記事がいくらでも転がっているのでそれを参考にしながら、不足の部分はサービスマニュアル見ながらやればうまくできると思います。
また分解の過程でまたネジなめましたが、今度ネジザウルスでいけました。
スロットルリンクがどうしても外れなかったなので付いたまま清掃しました。特に問題なく清掃はできました。長年掃除してなかったので、ガスケットがもうボロボロでしたが、意外にもガソリンがゲル状とかにはなっておらず詰まりも特に見られなかったです。
組み立て
サービスマニュアルには組み立て時にスロットルストップスクリュを回して、スロットルバルブを動かし、手前のバイパス穴が見える位置にすると写真と共に書いてあります。あとで書きますが、ぶっちゃけエンジンかけてみないとアイドリングの回転数はわからないので、また調整する必要があります。
同調ですが、目視でやりました。サービスマニュアルには「アジャストスクリュを回してフロントとリアのスロットルバルブのとバイパス穴の位置を同一にする。」と書いてありましたので。
インシュレーターの交換
キャブの取り付けの前にインシュレーターを交換します。
インシュレータはキャブとエンジンの接続部位にあるゴムの部品で、密着させるやつです。
外すときは、インシュレータバンドを結構緩めないと取れないです。

新旧でかなり差があります。古いやつはエンジンに溶けてこびりついていました。
一目瞭然です。とても綺麗になりました。
キャブレターの取り付け

まずエアチャンバーとキャブレターを結合します。エンジンに組み付けたあとだと、エアチャンバーがうまく取り付けできなくなります。私はこれで一回失敗しました。

次にキャブレターをエンジンに組み付けるのですが、うまくインシュレーターに入らなかったです。
片方入れるともう片方が入らない感じです。なので同時に入れてグイグイ押し込んでいきます。簡単にすぽっと入るのではなく力づくで頑張って、やっと入る感じです。画像の状態から頑張って押し込みました。全体重かけてもなかなか綺麗に入りませんでした。

前側のキャブが前回より入っていない気がしますが、これ以上入らないのでここで諦めました。インシュレータバンド締めたら抜けたりすることはないです。一応二次エア吸ってないか確認しましたが、問題はなさそうです。
あとはワイヤーケーブルとバイスターケーブルを元の場所に繋いで、エアクリケースと燃料タンクを乗せて、ホース類を戻したら完成です。
最後の方省略しましたが、ホースで亀裂入ってるものは交換しました。あと、燃料ホースなどタンクから出ているホースをつなぐときは、タンク側を先に取り付けないとめちゃくちゃ取り付けずらく、うまく接続できないので注意しましょう。
燃料コックをONにしてエンジンをかけますが、フロートにガソリンはすぐにたまらないので、すぐにエンジンはかかりません。最初全然エンジンかからなくて焦りましたが、正常なので大丈夫です。
問題2: アクセルが戻らない。
キャブ清掃も終わったし走り出すかぁと久しぶりに運転したら、なんとアクセルが完全に戻らずアイドリング が3000回転くらいになってしまいました。
周りの車からは「何だあのバイクやたらうるさいぞ」と思われたことでしょう。しかも、信号待ちでこれだけ高回転だと、普段滅多に水温が上がらないゼルビスですら、水温計が半分より上をさしてしまいます。大型だったら確実にオーバーヒートです。
原因はアクセルワイヤーのもどりが悪かったことです。ただ一筋縄にはいきませんでした。
まず、アクセルワイヤーとリターンワイヤーに注油しました。基本的に戻りが悪いということはワイヤーの動きが悪いということなので、注油で対処できると思います。
しかし、注油してアクセルは軽くなったもののまだ完全に戻らないことが多く、根本的な解決になってませんでした。
原因いろいろ考えて試行錯誤した結果、キャブレターについてるスロットルバネが悪さをしていることがわかりました。砂とかごみがバネにかんでいて、それで動きが悪くなってました。
なので、パーツクリーナーで洗浄したところ、アクセルがめちゃくちゃ軽くなりちゃんと戻るようになりました。あと、ちょっとピーキーになりました。
問題3:アイドリングが高い
アクセルが戻らなくなる問題は解決しましたが、それでもエンジンが温まってくると2000回転くらになります。キャブOHする前からもともと高かったので調整します。規定は1300rpm±100です。
まず、パイロットスクリューを回して調整してみましたが、全く変化なしです。なので、スロットルストップスクリュを回したところすぐに変化していきました。暖気の状態で、1300rpm付近に調整して完了です。
燃料の量ではなく、空気の量が多くてアイドリングが高かったっぽいです。
まとめ
キャブのOHを初めてやってみましたが、一度やれば2回目以降もなんとかできそうです。必要な工具もドライバーとペンチぐらいで、そこまで高度な技術はいらないと思います。
ただし、キャブは部品数多いのでサービスマニュアルとかはあったほうがいいです。
コメント