結婚のメリット

 結婚のメリットと調べると、周りから認められるとか、社会的に云々でてきます。

 ここでは、税制とか実利的な方面の結婚のメリットをあげたいと思います。

 同棲と比べたメリットといったとこでしょうか。

 内縁の夫婦でも可能はあるが。手続きとかめんどいし、最近はパートナーシップ制度もできつつあるみたいですが、結婚の方が制度的なメリットでは圧倒的に有利でしょう。国が想定しないこととか国のやる気とか方針とかと異なることをしようとすると、基本めんどいのです。

 ちなみに、内縁の場合いろいろ証明しないといけないです。結婚のように無条件で権利がとれない。

 結婚のなんて、婚姻届書いて、戸籍謄本と一緒に提出するだけですからね。確定申告より遙かに楽ですよ(※そこに至るまでの道のり・苦労などは除く)

 話それましたが、本題です。以下が結婚によって生じるメリットです。!!

遺産相続

 結婚していれば、配偶者は自動的に法定相続人です。内縁だったり、同棲では自動的にはもらえません。遺言を書いてもらう必要ありです。

 仮に、「配偶者には遺産やらない」みたいな遺言があったとしても、遺留分があるので最低でも遺産の1/4はもらえるわけです。(まあ、そんな状況だと家族関係的に揉めてめんどくさそうですが笑)

 さらに、配偶者の場合、配偶者控除があるので1億6千万円または、法定相続分まで相続税がかかりません。法定相続分だったら100億だろうと相続税がかからないというわけです。びっくりですね。

遺族年金

 遺族年金は2種類あります。遺族基礎年金と遺族厚生年金です。基本的に妻のためにある制度だと思ってください。男はこんなのに頼らず働けというわけです。

 それぞれ受給条件が異なります。遺族基礎年金は18歳までの子供がいる間もらえます。
 遺族厚生年金は受給条件がちょっと複雑です。まず妻であることです。夫だと55歳以上の場合のみ受給条件になります。55歳以上でも60歳まではもらえないです。(遺族基礎年金の対象だともらえるみたいです。)

 さらに妻でも子供なしで、30未満だった場合5年間しかもらえないです。

 あとは年収が850万以上の場合もらえないです。

 ちなみに、遺族年金は全額非課税です。強いです。再婚したら失権してもらえなくなります。

生命保険の受取人

 最近は、同棲してたり、パートナーでもいけるみたいですが、やはり証明がいります。

 結婚してれば無条件で指定できます。基本的に2親等の血族までなら受取人にできるみたいです。

 さすがに、配偶者の兄弟の配偶者(一応2親等)とかはダメみたいです。

家族の同意ができる

 医療行為の同意などは、家族じゃなくていいらしいですが、正直判断が難しいです。家族だと病院側の判断がしやすくスムーズじゃないかなあと思います。

 また、緊急連絡先とかも同棲とかだと書きにくくないでしょうか?関係とかの部分の記載に困るというか。特にまだ社会的にパートナーとか浸透していないので、結婚することによって夫婦関係が確立していたほうが、面倒くさくない気がします。

配偶者の保険とかの支払いにクレカが使えるようになる。

 今使っている自動車保険に記載がありました。

ソニー損保 自動車保険のよくある質問 | 自動車保険
ソニー損保 自動車保険のよくある質問・用語集。自動車保険のよくある質問にお答えします。

 夫婦名義のクレカならいけるわけです。これは地味に便利ですね。

 名義変更とかも夫婦間だととてもスムーズだと思います。

所得税の配偶者控除

 配偶者だけ認められている扶養控除です。扶養している条件ですが、

扶養手当(会社による

 会社から扶養手当とか家族手当出ます。もちろん扶養しているという条件ですが。

子供

 子供が欲しいならは絶対結婚していた方がよいです。事実婚では親権が基本的に母親になります。父親は非嫡出子として産まれてきた子供を認知しなければならないし、認知しても親権ないです。

 仮に母親が亡くなっても自動的に親権者になるわけではなく、審判がいります。手続きがめんどくさいし、確実ともいえないのでリスクしかないです。

 何よりそんないざこざあったら、子供がかわいそうです。

 もしものことがあると最初の方に書いた相続だけではなく、子供関係もめんどくさいです。そもそももしものことがあったときって、いろいろ大変なのにさらに大変なことになります。

まとめ

 調べていく内にまとまっている資料がありました。

https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/Marriage-Family/7th/pdf/6.pdf

 内閣府の資料ですが、この記事の内容のことがほぼ書いてあります。わざわざこんな記事書く必要なかったですね・・・

 やはり結婚という制度は子供のためにあるんだと改めて思いました。強制的に家族という形に捕らえて、周りからも社会的に認めることでちゃんと立派にやっていきなさいよという制度なのでしょう。

 事実婚だったら最悪いつでも別れることできるし、自由だと思います。結婚の方が充実しているのは、代償に様々な縛りがあるからでしょう。離婚は結婚より何倍も大変とも聞きますし。

 保守的な考えかもしれませんが、人間なんて所詮愚かなのであまりに自由にしすぎると大半の人は、堕落してしまいます。結婚のように社会的に縛っとかないと子供をまともに育てることができないし、社会の維持はできないので、自然とこういう制度ができたのかもしれません。

 ただ、制度的に男は仕事、女は家事の考えが残っている(扶養控除とか遺族年金とか)ので、共働きの時代に合わせてアップデートはしてほしいところです。

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