特定口座でNISAと同等の利益を得るには

 2024年からNISA制度が新しくなります。今回の改正は、いいことしかないです。

 単純に枠が増えて、期間も無制限ですよ!

 投資上限額が1800万円なので庶民には使い切れないぐらいだと思います。

 さて、題名にあるとおり特定口座でNISAと同等の利益を出すには、いくら多く収益をあげればいいのでしょうか。

 答えは簡単です。

 まず利益のうち税金で2割控除されるので、(利益)x 0.8 = (実際の収益)となります。

 特定口座の収益をNISAと同等にするには、0.8を打ち消せばよいので、 1.25倍多く利益を上げる必要があります。割合だと25%ということです。

 これって結構厳しいと思います。例えば、NISAで年利3%で利益を上げれば届く目標なら、特定口座だと3.75%の年利を目標とする必要があります。割合なので、大きな数字ほど響いてきます。

 そう考えると、今回の税制改正は非常においしい話なのです。

夫婦二人でシミュレーションしてみる

投資上限額が1800万円ということは夫婦で3600万の非課税枠があるということです。

 年利5%で毎月、二人とも10万拠出すれば15年で一人当たり2659万になります。二人で約5300万なので老後もなんとかやっていけそうですね。

 それにしても今後の投資戦略をどうするかは本当に考えものです

 1800万円分をインデックスファンドで早くいっぱいにするべきか、240万の成長投資枠も使ってみるかなど考えるだけでワクワクします。

 検討に検討を重ねる総理でしたが、やればできるじゃんと思いました。

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