鈴鹿サーキット交通教育センター(STEC)のバイクのスクールを受講してきました。
参加したのは、1st 中級ツーリングライドチャレンジコースです。めっちゃよかったです。
STECについて
鈴鹿サーキット交通教育センターのことを通称STECと言います。鈴鹿サーキット内の施設で、クルマとバイクの交通教育を受けることができます。
予約制で、直前になると満員になることが結構あるので、早めに予約したほうがいいです。
鈴鹿サーキット含めホンダの施設で、全国に何カ所か同様の施設があります。
コースについて
1st、2nd、3rdがあり、初めての人は1stからの参加になります。数字が上がるほどテクニカルになっていく感じです。2回目以降も1stに参加しても大丈夫です。
また、2ndにはオフロードコースもあります。オフロードはほかのコースと全く別で楽しいらしいです。装備が必須ですが。
申し込み
私はネットから申し込みました。アカウントを作る必要があります。
予約は1ヶ月前からできるみたいです。予約システムから空き状況もわかります。
お金は当日の受付で払います。だいたいのコースが14,500円です。
令和3年度は学生や25歳以下に割引があったので、今回は学生料金の8000円で受講できました。実際、参加者に若い人は全然いません笑。なぜ優待料金があるのかよくわかります。
持ち物
最低、ヘルメットとグローブがあればなんとかなります。その他は貸し出しがありますが、ほかの参加者は自前の装備をもってきてました。
雨具のレンタルはないみたいなので、もっていきました。当たり前ですが、長袖、長ズボン、シューズ(スニーカー以上の)は必要です。
乗れるバイク
今回の中級ツーリングライドチャレンジでは、VTR250,CB400SF,CB400F,NC750Lが選べました。2回目以降はCB1100RSも選べるようです。もちろん大型二輪免許がいります。
おすすめはCB400SFとのことで、大型のNCは個人的に教習で楽しいバイクとは思わなかったのでスーフォアを選びました。NCに関してはまんま教習車仕様です。
ABSは同じ車種でもあるものとないものがあります。パルサーリングの有無で見分けることを教えてもらいました。
当日の流れ
9:00~受付
9:30~説明
10:00~準備体操、プロテクター選び
バイク選び、バイクの点検
ならし走行、ブレーキの練習、S字
12:00~13:00 お昼
13:00~16:00
パイロンスラローム、コース走行
16:00~片付け、反省
ざっとこんな感じです。お昼以外にも適宜休憩を挟みながらやります。
実際にバイクに乗る時間は結構長いです。
コース内容
バイクの点検
バイクの点検を一から教えてもらえます。タイヤの溝やチェーンの伸び具合など基本的なことをやります。まさかここで教えてもらえるとは思わなかったのでびっくりしました。
スーフォアにはセンタースタンドがなかったです。
ブレーキの練習
ブレーキの練習は、教習所の急制動を前輪ブレーキ、後輪ブレーキ、前後両方、とそれぞれ試しながら挙動の変化を確認したり、フロントフォークの縮みが一定になるようにブレーキをかける練習をしたりしました。
特に後輪ブレーキをうまくつかうことが、このコース全体を通じて重要だったので、最初にブレーキをひたすら練習する感じです。
次にS字の練習をしました。後輪ブレーキを使ってセルフステアと車体をしっかり倒すこと意識して練習しました。何度も練習するとだんだんうまくなっていくことが感じられて面白いです。
スラローム
午後はパイロンスラロームをやります。教習所より広い間隔の直線のパイロンや、斜めに交互においたパイロンなど、いろんなパターンで練習します。
ここでも後輪ブレーキが非常に重要でした。とにかく後輪ブレーキを使わないと車体が倒れないし、ハンドルも切れない。あとは、車体を起こすときのアクセルも開けすぎたり、タイミングが早いと挙動がぎくしゃくするので、パーシャルに使う練習も同時にしました。
コース走行
最後に一日の総まとめとして、コース走行をします。パイロンでコースが作ってあり、スラロームや急なカーブなど様々な要素があります。バイクを操ってくる感があってとても楽しいです。
ここまでくると腰が結構痛くなってきます。適宜休憩しながらまわってました。
ここでは、腕でハンドルを曲げているや、脇を締めすぎているというアドバイスがもらえました。
全体を通じて、どの段階でも必ず一回は直接アドバイスがもらえます。しかもみなさん優しいです。教習所のような嫌な緊張感は全く感じないところもいいです。
片付け
最後に給油して、車体を軽く拭いて片付けます。
その後、今日の反省をしておしまいです。
次のチャレンジ
今回とても楽しく大満足です。また来たいと思います。
次回以降は、2ndのコースを受けることができるのでレベルアップを図るもよいし、オフロードコースもあるのでそれも受講するもよし、また1stで別の車両で受講するもよしです。
また、2nd中級スポーティライドチャレンジコースは、1stと同じ車両でやることをおすすめされました。1stの続編にあたるので、車種が違うとまた慣れるところから始める必要があるとか言ってました。オフロードは冒頭でも書きましたがめっちゃ面白いらしいです。
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